植えっ放しOKの性質を生かしてデザインする スイセン咲く春の庭 2020年9月号
来春の庭づくりに向けて、ぜひ加えたい球根の一つがスイセンです。
すがすがしい花を咲かせるスイセンは、花後に掘り上げる必要がなく、数年続けて花を楽しめるのが魅力。
どんな場所に植えたらよいか、どんな花と組み合わせたらよいか、など、ガーデナーの天野麻里絵さんに教えていただきます。
ホワイトガーデンのテラスに続く石張りの小径周りに植えたスイセンが、庭全体を明るい印象に。スイセンの足元にはハクリュウやミスキャンタスなど常緑の斑ふ入り葉を植え、スイセンの開花後もさみしくならないようにしている。
咲き始めはレモンイエローのカップが咲き進むと白に変化するʻフロスティスノーʼ。園路沿いにまとめて植えるとより印象的に。足元に下草を加えておくと、オフシーズンもカバーしてくれる。
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天野 麻里絵(あまの まりえ)
東京農業大学地域環境科学部造園科学科卒業後、愛知県豊田市にある「ガーデニングミュージアム花遊庭」のヘッドガーデナーとして、植栽・メンテナンスを担当するほか、個人邸の植栽デザインも担当。NHK「趣味の園芸」講師など、テレビや雑誌などでも活躍中。